仲裁するのであれば・・・

フレンドと心理学

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前回までのあらすじ

ブラックリストをめぐりトラブルになったAさん。
結局大切なフレンドと縁を切るかたちになってしまったけど・・・
いったい何が問題だったの?

アオイ
アオイ

うーん・・・難しい・・・

カスミ
カスミ

思い出してください、「課題の分離」ですよ。

アオイ
アオイ

はっ!!

アオイ
アオイ

Cさんの行動に問題を感じるね!!
ここは本来Cさんが踏み込むべきとこじゃないよね!

カスミ
カスミ

はい、その通りです。

課題の分離

他人が克服すべき課題と自分が克服すべき課題を分けること。

今回のお話でいうと、AさんがBさんのブラックリストを解除するかどうかは、Aさんの課題である。そこに他人であるCさんが干渉すべきではないという考え方。

アオイ
アオイ

たしか課題の分離ができていないと・・・対人関係のトラブルの原因になるんだったよね。

あらゆる対人関係のトラブルの原因

他者の課題に土足で踏み込むこと

自分の課題に土足で踏み込まれること

カスミ
カスミ

そうです。そして、その課題に踏み込ませてしまったAさんにも問題はあります。
自分の課題に踏み込まれたときは「これは私の問題です!」とはっきりと断るべきでした。

アオイ
アオイ

そうは言っても雰囲気として断りづらいよね。

カスミ
カスミ

そうなんですよね、そうやって他人の課題に踏み込む人は「あなたのため」とかそれっぽい事行ってきて断りづらくしてきます。
しかし、お互いの関係のためにもここはハッキリと断るべきだったと思います。

課題の分離ができてない人の言葉

あなたのためを思って言っているのよ。

私がこれだけしてあげたのに。

どうしてわかってくれないの。

アオイ
アオイ

ああ・・・なんかよく聞くよこれ・・・

カスミ
カスミ

課題の分離はこちらでも紹介してますので、良かったら読んでみてください♪

カスミ
カスミ

しかし、仲裁に入りたいという気持ちはわからなくもありません。

アオイ
アオイ

そうだね~

カスミ
カスミ

ここでCさんが中立の立場で仲裁していたとしたら、まだ救いはあったと思います。

偏った仲裁

CさんはBさんの要求だけをAさんに主張していました。

仲裁に入るのであれば、Aさんの要求も聞き入れてあくまで中立な立場で話し合いをするべきでした。

中立な立場で仲裁しなかったがために、2:1の構図ができあがってしまい、これではAさんはどうすることもできません。
その結果納得ができないままブラックリストを解除することになってしまいました。

アオイ
アオイ

えーん・・・なんてひどい・・・

カスミ
カスミ

Aさんは大切なフレンドであったCさんと縁を切ったことに対する後ろめたさと、Cさんに対する不信感といった感情に板挟みにあい苦しんでいるようにも思いました。

アオイ
アオイ

そうなんだね・・・

カスミ
カスミ

このお話をきっかけに、Cさんへの不信感の正体がわかり気持ちが少し晴れたようにも見えました。

アオイ
アオイ

じゃあ!カスミさんが救ってあげたんだね!!

カスミ
カスミ

いいえ、違います!救ってはいません、救うような行動をしてたら、それこそ課題の分離ができていない人の行動です。

アオイ
アオイ

たしかに!!

カスミ
カスミ

私はAさんの気づきのきっかけを与えたにすぎません。
Aさんはそのきっかけから、Cさんと縁を切ったことは間違っていなかったと気づけたのです。
そして自分で気づけたから、自力で立ち上がり前へ進むことができたのです。
Aさんは現在休止中ではありますが、再びアストルティアで元気に笑って遊べる日を取り戻せることを心より願っております。

アオイ
アオイ

そうだね!!

カスミ
カスミ

課題の分離」はしっかり頭に入れて行動しないとすぐトラブルのもとになりますからね。
くれぐれも注意してください。
それでは、次回の講義でお会いしましょう♪

おしまい

▽お帰りはこちらから♪▽

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参考資料
  • アドラー心理学入門 著者:岸見一郎 ベストセラーズ

コメント

  1. 匿名 より:

    これわかってない人多いよね…
    なんでや!あなたは関係ないやろ!的な!

    それはそうと更新早くて嬉しいです
    これからも楽しみにしてます〜!

    • カスミ より:

      そうですね・・・ほんとに多いとおもいます。
      だからこそ自分はしない、されたらはっきり言う!を心がけたいなと思ってます。

      ありがとうございます!これからも頑張るので応援おねがいします♪

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