好きって絶望だよね【前編】

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ちょっと気になる話を聞いたので、状況をまとめてたんです。

概要を説明しましょうか。

このまとめをもとに、いろいろと考察していこうと思います。

さて、Ｐさんがなぜ『ゴシックのドレア気持ち悪いからドレア変更して』と要求してきたのでしょうか？

たしかにそういう理由で嫌う人もいるとおもいます。

気になるというか・・・ありえないんですよ！ロジカルに考えるとありえないことなんです。

まずはこの心理を勉強しましょうか。

坊主憎けりゃ袈裟まで憎いってことわざからくるあれです。

つまり、このロジックで考えると、ゴシックフリルが嫌いなＰさんは選択肢として

この二つを取れたわけです。そしてこうみると後者のほうが手っ取り早くできるはずなんです。

簡単ではないと思います。でもどちらかの選択肢を取ることになった場合、合理的に考えたらまず後者を選ぶと思います。

そうです、何故後者を選ばなかったのか？心理的に考えた時『Ｏさんを嫌いになれない理由』があったと考えました。

お気づきかと思いますが、嫌いになれないということは・・・？

ＰさんはＯさんのことが好きだった。そしてその好きという感情をうまくコントロールできなかったから今回の悲劇が起こってしまったのです。

いいえ、そう言い切れません。好きっていろんな想いがあり、いろんな形があるんです。

好きって感情、言葉で説明できますか？

そうなんです、私たちはあたりまえのように人を好きになります。それなのにその本質がわかっていないのです。

好きって絶望だよね。

私の好きな小説。『桜庭一樹　著　砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』からの引用です。本当にその通りかなと思ってます。

内容については語ると長くなってしまうので、小説版も漫画版もありますので是非読んでみてください。とても考えさせられます。

私はＰさんを責めるつもりはありません。ＰさんまたはＰさんのような立場の方、ＯさんＯさんのような立場の方、そして好きな人がいる読者の方々。「好き」をテーマにした今回のお話で共に考えていきませんか？

次回、Ｐさんがなぜ「ドレアを変更して」と要求してきたのか。心理学的に分析していきたいとおもいます。