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うーん
なにを悩んでいるのですか？
実はルベランギスに特化した魔犬の仮面がなくてね、作ろうか迷っているの。
魔犬の仮面ってほんとボスごとさらにその職ごとに作らないといけないから大変だよね。
はい、実際は使いまわしているのですがそれでも今５つ持ってます。
これ、エンドボスが増えるたびに仮面が必要になってくるのかな・・・装備の空き枠がぁ・・・
ドラクエ10において倉庫を圧迫するアクセサリーで真っ先に思いつくのはベルトですが、仮面もまたなかなかに倉庫を圧迫するアクセサリーですよね。
しかし、ボスごとに、さらには職ごとに使い分けるこの仮面、心理学から見るとなかなか面白いアクセサリーだと思います。
そうなのですか？
はい、おそらく誰もが知っているであろうこの言葉。
ペルソナ
役者が被る仮面から名付けられた心理学用語です。
自分の役割を果たさないといけないという心。
他人に役割を期待する心。
これらの心は人が誰しももつ「元型」のひとつでもあります。
役者が被る仮面から「ペルソナ」と名付けられました。
一般的には「～らしさ」であらわされるものです。
父親らしさ、母親らしさ、子供らしさ…様々なものがあります。
人は役割をこなすために本当の自分の上にこれら「ペルソナ」という仮面をかぶります。
「ペルソナ」の存在そのものに否定的な考え方を持つ方もいますが、今回は「ペルソナ」があるという前提でお話していきます。
元型はこちらで解説してあります。
ドラクエ10で例えるとどんなのがあるのですか？
はい、まずはストーリーで例えましょうか、アンルシアをイメージしてください。
大衆の前では威風堂々と魔王に立ち向かう勇者らしいペルソナをかぶっている。
プレイヤーの前では弱さを見せ女の子らしいペルソナをかぶっている。
アンルシアの雰囲気が場面によって大きく異なって見えるのは、それぞれの「ペルソナ」があったからと考えられます。
次にプレイヤー側で考えてみましょうか。
チームリーダーらしさ。
面倒見がいい、頼れる、人柄がいい などなど
バトルがうまい人らしさ。
バトルが強い、戦闘の知識が豊富、仲間に恵まれている などなど
ドレア好きな人らしさ。
おしゃれ、装備の知識が豊富、プレイべで人気者 などなど
お金持ちの人らしさ。
頭がいい、経済に詳しい、要領がいい などなど
※カスミの主観も含まれます。
人はこれらを演じたり期待されるときにペルソナという仮面をかぶります。
同じ人でも、コミュニティーによって雰囲気が変わる方っていますよね。
はい、それもコミュニティーによってペルソナを変えているとも考えられます。
なるほどね～。そういわれてみると、ボスと職によって付け替える魔犬の仮面がのようで面白いねっ。
しかし、ときにペルソナはよくないものとして扱われます。
ええ？どうして？！
なんとなくですが・・・わかってしまいました・・・
プレイヤーのペルソナの項目でお気づきの方はいると思います。
次回、ペルソナの持つ危険性について説明したいと思います。
つづく
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