誘うライフスタイル

チームと心理学

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前回までのあらすじ

ライフスタイルは環境で変えられる。
ライフスタイルは自分の意思で変えられる。

アオイ
アオイ

つまり、みんなが誘われ待ちのライフスタイルから脱却するように意識を高めていけばいいんだね!

シオン
シオン

ということになりますよね。

カスミ
カスミ

いいえ・・・残念ながら・・・必ずしもそうとは言い切れません。

シオン
シオン

?!

アオイ
アオイ

えええええ?!

カスミ
カスミ

もう一度言いますが、ライフスタイルとは
『個人が成功と失敗を繰り返し「~のときは~をするほうが良い」ということを学びながら形成される生きる指標。』
なわけです。

アオイ
アオイ

うーん・・・

カスミ
カスミ

様々な経験から誘われ待ちというライフスタイルが最適だと感じたのであるならば、その人にとっては誘われ待ちのライフスタイルが合っているため、無理に変えることはないと思います。

アオイ
アオイ

なるほど・・・

カスミ
カスミ

問題は、環境によって作られたライフスタイルがその人の人格を歪ませてしまっているときですね。
例えば、誘われ待ちのライフスタイルによって自分を優先的に誘わない人や固定をしている人を否定するパターンです。

アオイ
アオイ

チーム内で固定を否定して責める・・・よくある話だよね;;

ツバキ
ツバキ

否定されてクレームが来たらどうすれば・・・?

カスミ
カスミ

チームやルームで固定を禁止されていないのであれば、はっきりと自分たちの正当性を主張した方がいいと思います。
ここで相手の要求をのんでしまうと、その歪んだライフスタイルがより悪化するのでお互いのためにも良くないと言えます。

アオイ
アオイ

そうなんだ・・・

カスミ
カスミ

もちろん最終的な判断はリーダーが決めることになると思います。
それに従うかどうかはその人次第とも言えましょう。
ここらへんは課題の分離を思い出していただけたら良いかなと思います。

シオン
シオン

それで・・・歪んだライフスタイルを持ってしまった人は、誘われ待ちのライフスタイルから脱却する必要があるということですか?

カスミ
カスミ

必要とまでは言いませんが・・・私はそのライフスタイルを変えたほうがいいと思います。
自分から誘うようになると、いろんな利点があります。
そうです、誘うライフスタイルを身につけるのです。

誘うライフスタイルの利点

誘う側になれば、いつでも好きな時に好きな編成でPTを組む事が出来ます。
やりたい職があったとしても、誘われ待ちでその職ができるとは限りません。

緑玉での誘われ待ちは、誘う側の人がステータスや称号等を見てPTメンバーを選別します。
誘われるためにはよりステータスを高くしないといけないし、称号をつけないといけなくなります。
一方、誘う側の人は自分の納得できるステータスの人を誘えます。
さらに自分は多少ステータスをさぼってもPTを組む事が出来ます。
さらにさらに、かわいいえるこちゃんだけでPT編成をすることもできます!!


誘われ待ちの多いドラクエ10では誘う側の人間が圧倒的に有利なのです。

カスミ
カスミ

私もドラクエ10をはじめて最初の1年ぐらいは誘われ待ちがメインでしたが、自分がより楽しめる環境を作るために誘うライフスタイルへと変えていきました。

シオン
シオン

誘うライフスタイルってどう作っていけばいいのですか?

カスミ
カスミ

これはもうシンプルです、誘って誘って誘いまくるのです。

アオイ
アオイ

なにこの体育会系・・・

カスミ
カスミ

ライフスタイルってそういうものなのです。

カスミ
カスミ

誘われ待ちで自分が誘われないからと言って固定を僻んだりするよりかは、いっそうのことライフスタイルを変えてしまった方が建設的かなとは思います。

シオン
シオン

たしかにそうですね・・・

カスミ
カスミ

まとめるとこうです。

誘われ待ちの多いドラクエ10

ドラクエ10はMMORPG初心者が多い。
その初心者がチームやルームに入ると歓迎される。(MMORPGではあたり前の光景)
自分が特別であると勘違いしてしまう。
待っていればみんな勝手に誘ってくれる。
しかし、それは最初だけ。時が経つと特別扱いはされなくなる。
その特別扱いされたライフスタイルのままでいると自分を誘ってくれない人や固定をする人はは悪と考えるようになってしまう。
そして誘われないまま不満だけがたまっていってしまう。
そこから脱却するには誘われ待ちのライフスタイルから誘うライフスタイルに変えると良い。
そのためには、誘って誘って・・・誘いまくる。
そうすることで、誘うライフスタイルが作られて行く。

カスミ
カスミ

私は人見知りを公言してはいますが、誘うことに関してはまったくと言っていいほど抵抗が無いのです。

アオイ
アオイ

ええ~?!

カスミ
カスミ

ライフスタイルというのはそういうものなのです。
性格とちがって、自らの意思でなれる自分なのです。
なりたい自分になれるひとつの手段だと思います。
理想の自分になり、良きアストルティアライフを送れるよう願っております。
それでは次回の講義でお会いしましょう♪

おしまい

▽お帰りはこちらから♪▽

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参考資料
  • 『嫌われる勇気』 著者:岸見 一郎/古賀 史健 ダイヤモンド社
  • 『幸せになる勇気』 著者:岸見 一郎/古賀 史健 ダイヤモンド社
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