△1日1回!押して応援おねがいします!△
カスミ曰く、腐ったミカンを排除することで期待する効果はあるけど、違う方法で改善できる道もあるとのこと。

どういうこと?・・・違う方法で改善できる道もあるってどういうこと?!

他に選択肢があるなら・・・聞かせて!!

では、こちらの心理学用語を紹介させていただきますね。
腐ったリンゴ効果

名前が・・・そのまんまわかりやすいのがきましたね・・・
腐ったリンゴは周りに悪影響を及ぼすといった意味合いのことわざから生まれた用語で、問題行動を起こす人は組織に悪影響をおよぼす可能性があるとしてこの言葉が生まれました。
その根幹となる原因は「リンゲルマン効果(集団的手抜き)」から来るものと言われており。
誰かがサボったり問題をおこしてしまうと、周りのモチベーションやパフォーマンスが低下してしまい、組織運用が困難になってしまいます。

集団的手抜きについてはこちらで解説しております。


ほら!やっぱり私の主張は正しいんじゃないの?!

ちょっとまってください!

んん?

ことわざから生まれた用語なのはわかったのですが・・・
それだけでは根拠が低いように感じます。

まぁ、そうですね。

別に何か根拠があるんですよね?

はい、実はこの現象・・・実験によって明らかにされていたのです。
その実験がこちら!
腐ったリンゴの実験

腐ったリンゴのことわざは本当なのか?
実際に試した実験です。
オーストラリアのサウスウェールズ大学の組織行動学研究者のウィル・フェルプスが行った実験。
複数のチームを作り、それぞれにグループワークをしてもらいました。
途中からいくつかのチームに以下のすべての問題行動をおこす「サクラ」を派遣します。
・性格が悪くて攻撃的。
・サボっている。
・文句ばかり言う。
これら「サクラ」を派遣されたほとんどのチームでパフォーマンスが40%低下しました。
このことから組織に腐ったリンゴが存在すると、組織のパフォーマンスが下がることが実験によって証明されました。

やっぱり私の主張は正しいわね!

そんな;;


ほとんど・・・って影響されていないチームもあるってことですよね?

そうです。この実験には続きがあったのです・・・

?!
つづく
▽お帰りはこちらから♪▽
△1日1回!押して応援おねがいします!△