マインドフルネスとアドラー心理学

雑学と心理学

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前回までのあらすじ

とっさのときにオープン・モニタリングができるよう、普段からフォーカス・アテンションをすることを心がけてみようという話です。

シオン
シオン

フォーカス・アテンションって何かに注意を向けるということですよね。

カスミ
カスミ

そうです。
そして、フォーカス・アテンション鬼滅の刃でいう常中のように常にできる状態をめざして訓練していきます。
もちろんですが、常には不可能なので、できるだけ長い時間できるよう心がけてみてください。

アオイ
アオイ

どう訓練していけばいいのかな?

カスミ
カスミ

よく文献に書かれているポピュラーなのはこの3つですね。

ポピュラーなフォーカス・アテンション
  • 呼吸瞑想
    呼吸に意識を集中させて、そこから様々な感覚を感じ取ります。
    「あーここが温かくなった」「空気が体の中を通っている」等々
  • 食事瞑想
    食事に意識を集中させて、触感、味、香り、のどごし等々様々な感覚を感じ取ります。
    「このお米ふんわり」「噛むと甘い」等々
  • 歩行瞑想
    歩くことに意識を集中させて、足の裏の感覚、足の重さ等々様々な感覚を感じ取ります。
    「この地面柔らかいな」「ちょっと足が重い、坂道かな?」等々
カスミ
カスミ

この3つを心がけるだけでも、かなり変わってくると思います。

アオイ
アオイ

アオイこういうの・・・ついついスマホとか見ながらやっちゃうな・・・

シオン
シオン

歩きスマホはだめですよ・・・

アオイ
アオイ

てへっ💦

カスミ
カスミ

おそらく、ほとんどの方がこれらを行っているときに別のことをしながら行っていると思います。
いわゆる「ながら」
かっこいい言い方をすると「マルチタスク」ですかね。

アオイ
アオイ

そうだね~

カスミ
カスミ

しかしこの「マルチタスク」ですが、「フォーカス・アテンション」とは全く正反対の行為なんですよね。

アオイ
アオイ

たしかに!
複数のことを同時に行うマルチタスク
ひとつのことに集中するフォーカス・アテンションだね

カスミ
カスミ

なので、ついついマルチタスク作業をしてしまう癖のある方はまずその癖をなくしたうえで、食事のときと歩くときはフォーカス・アテンションを行いつつ、時間があるときに呼吸瞑想を行う習慣をつけてみてはいかがでしょうか。

アオイ
アオイ

うー;;がんばってみる・・・

カスミ
カスミ

フォーカス・アテンションができるようになれば、オープン・モニタリングも自然とできるようになり、マインドフルネスが身につくようになると思います。

アオイ
アオイ

むずかしそうだよぉ・・・

カスミ
カスミ

ではもうひとつコツをお教えしましょうか。
いま、ここ」この瞬間を感じ取ってみてください。

シオン
シオン

それって!!

シオン
シオン

アドラー心理学でも「いま、ここ」を大事にしてくださいってありましたよね。

カスミ
カスミ

そうです!マインドフルネスアドラー心理学にも通ずるものがあるのです。

アオイ
アオイ

アドラー心理学マインドフルネスかのどちらかが「いま、ここ」を参考にしたってこと?

カスミ
カスミ

いいえ、どうやらほんとうに偶然にも共に「いま、ここ」を大事にしなさいという教えができたそうです。
いい教えというのは最終的にどこかでつながることになるとおもいます。
いま、ここ」もまたそのひとつではないかと思います。

シオン
シオン

なんだか運命的なのも感じちゃいますね。

カスミ
カスミ

さて、今回「マインドフルネス」についてお話させていただきました。
興味を持たれた方がネットや文献で調べることもあると思います。
いざ調べてみるとわけのわからない呼吸法だったりなんなりで、しかもどこもやりかたがオリジナルで混乱すると思います。
マインドフルネスの本質は「いま、ここ」です。
ここさえ理解しておけば混乱は起きないかなと思います。

シオン
シオン

はいっ

カスミ
カスミ

近年の文献では「鬼滅の刃」を例に出されてますが、ひと昔前では「北斗の拳」を例にだされる文献も少なくありませんでした。

アオイ
アオイ

えええ?!

カスミ
カスミ

ただ・・・私は「北斗の拳」を読んだことがないので、どこのことを言っているのかさっぱりわかりません!!
読者様ならどこのことだかわかったかもしれませんね。
よかったら教えてください♪

アオイ
アオイ

カスミさんがサウザーさんに「北斗の拳読みますっ」て宣言したの知ってるよ!
サウザーさんが帰ってくるまでにちゃんと読んどきなよ~

カスミ
カスミ

あはは・・・がんばって読んでみます♪
漫画も勉強になりますからねいろいろ読んでみたいものです。
それでは、次回の講義でお会いしましょう♪

おしまい

▽お帰りはこちらから♪▽

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参考資料
  • マンガで分かる診療内科18 著者:ゆうきゆう ソウ 少年画報社
  • 図解ポケット マインドフルネスがよくわかる本 著者:樫尾直樹 秀和システム

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