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前回のつづきです。ペルソナの持つ危険性について説明したいと思います。

結局なにが危険なのかわからなかった!えへへ・・・

ではおさらいです。「ペルソナ」は「元型」と説明しましたが。「元型」とは?

「人の無意識にある共通した記憶の一部」でしたよね。

はい、そうです。「つまりは誰もが持っているもの」とユング心理学では言われています。


ではここで例として前回紹介しました、チームリーダーらしさについて見てみましょう。
面倒見がいい、頼れる、人柄がいい などなど
※カスミの主観も含まれます。また、人によっても大きく変わります。

さて、ここで何が問題になってくるかです。

う・・・うーん

ひとつは、自分がこの仮面が合わないのに無理やりかぶろうとしたときに問題が出てきます。
人は役割を果たすためにペルソナをかぶります。
しかしそのペルソナが合わなかったとき、人の心は壊れてしまいます。
例としてチームリーダーのペルソナが合わなかったとき。
チームリーダーらしさを出すために面倒見のいい自分を演じたが、上手くできずそのペルソナが合わなかった。合わなかったから別のペルソナをつけてみようとするならまだいいが、そのペルソナにこだわり過ぎて無理をした結果、心が壊れてしまう。

前回なんとなくそんな危険性を感じてました。

なるほどね~


かといって、仮面が合いすぎても問題が出てきます。

えええ?!そうなのですか??

はい、合いすぎる結果、仮面を外せなくなります。
ペルソナは役割であるため、その人の人格とは切り離さなければいけないものであると言われています。
しかしペルソナが合いすぎると切り離すことができなくなり、ペルソナがその人の人格となってしまいます。
こうなることで、融通の利かない人間になり対人関係で問題をおこしてしまう。
例としてチームリーダーのペルソナが外せなくなってしまったとき。
ルームに所属した際、そこではルームメンバーとしてのペルソナを被る必要があるが、ここでチームリーダーのペルソナを被ったままでいると、ルームリーダーそっちのけで場を仕切ろうとし始めてしまう。その結果ルームリーダーと衝突してしまったり、ルームリーダー主体のルーム活動が機能しなくなってしまう。

この光景みたことあるよ!!

たまに聞く話でもありますね。

はい、このようにペルソナのもつ危険性は十分理解しておいた方がいいと思われます。


こうならないためにはどうしたらいいの?

いろいろありますが、複数のペルソナを使い分ける等があります。

難しそうですね。

そうですね、特に現代のIT社会においてはペルソナを使い分けるのは難しいとは思います。
インターネットが普及する前までは人のコミュニティーは閉鎖的でした。
学校や会社等は特定の地域ごとに独特な文化や価値観が継承されてきました。
そのような特定の地域ごとに生まれる独特な文化や価値観に対しては「ペルソナ」をかぶることでことで対応できました。
しかしインターネットが普及したことによって、文化や価値観は世界規模となりそれらは「ペルソナ」をかぶるという理屈だけでは対応しきれなくなってきました。
例えば、芸能人や政治家といった有名人に「お茶の間に対するペルソナ」、「テレビ関係者に対するペルソナ」、「有名人仲間同士のペルソナ」があったとします。
インターネットが普及したことによって、どこに目があるかわからず「有名人仲間同士のペルソナ」をお茶の間の人たちに晒されてしまい、実はこんな人だったんだと炎上しやすくなってしまいました。これまではマスコミだけに注意しておけばよかったものが、常に注意をしないといけない状態になりました。

今・・・芸能人たちは聖人君子のような生活を求められて息苦しくて大変みたいですね・・・

そうです、様々な情報が流れてしまう現代社会では、本来見るはずのないペルソナを見ることになったり見せることになったりします。そのせいで息苦しさも出てしまいます。

ペルソナは使い分けないと危険を伴う、なのに使い分けるのは現代社会では難しい…ではどうしたら??

私の個人的な見解ではありますが、ペルソナに似ているけど性質がかなり異なる「分人」のほうが現代社会には合っているかなと思っています。「分人」については来週あたりに紹介したいなと思ってます。
それでは次回の講義でお会いしましょう♪
おしまい
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