特別から対等へ

チームと心理学

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前回までのあらすじ

新しい人を特別扱いすると、対等な関係を築けなくなってしまう原因となります
だからといって最初から特別扱いするなはあんまりだと語るカスミ
ではどうしたら・・・?

アオイ
アオイ

新しい人がチームに来たらどうしたらいいの?

カスミ
カスミ

基本的に人間関係が出来上がっているコミュニティーにいきなり一人で入り込むには、相当なコミュ力お化けじゃない限りは困難を伴います

アオイ
アオイ

だよねぇ

カスミ
カスミ

なので、新しい人へのサポートは必要だとおもいます

アオイ
アオイ

でもさ、それだとお客様気分のひとを甘やかす結果になっちゃうよね

カスミ
カスミ

そうですね、でもそこは仕方のないことだと思います

アオイ
アオイ

ええ?!

カスミ
カスミ

相手が本気でコミュニティーになじもうとしているのか、お客様気分でいるのかなんてその時点でそうわかるものでもありません

アオイ
アオイ

だよね;;

カスミ
カスミ

なので、しっかりサポートしたうえで相手だどういう行動をとるかは相手次第と受け入れるしかないと思います

カスミ
カスミ

そのうえでオススメの方法として「相手にチームにとって有用な雑用を頼んでみる」というものがあります

アオイ
アオイ

ええ?!雑用を?!

カスミ
カスミ

はい、もし相手がはなっからお客様気分でいるなら断ると思いますし・・・
場合によってはいなくなると思います

アオイ
アオイ

だよね;;

カスミ
カスミ

しかし、なかには必死でみんなと打ち解けたいために積極的に手伝ってくれたりする人もいますし、いやいやながらも手伝ってくれる人もいるとおもいます

アオイ
アオイ

いやいや・・・でも手伝わせるってどうなの・・・

カスミ
カスミ

ここが重要なんですよ
前にも説明したことありますよね、この現象

認知的不協和

カスミ
カスミ

イソップ童話のすっぱい葡萄のあれです

認知的不協和 

童話「すっぱいぶどう」ではキツネが手に入らなかったぶどうに対して、「あれはどうせすっぱいはずだから手に入れなくてよかったんだ」と認知を修正しています

自分の考えと行動に矛盾が生じた時に自身で認知を修正する現象を言います

カスミ
カスミ

この現象を使うことで、「なんでこんな雑用をしなければ」から「このチームが好きだから雑用しているのだ」と認知に修正をかけることで、チームそのものを好きになてもらう狙いがあります

カスミ
カスミ

当然ですが、雑用をやってもらったことに対して「ありがとう」と感謝の言葉を述べるのも重要です

アオイ
アオイ

ありがとうって言葉はだいじだね

カスミ
カスミ

感謝の言葉によって貢献しているという気持ち、つまりは貢献感が満たされま
そしてその貢献感はやがてそのコミュニティーの一部になれたと自覚できるようになります

アオイ
アオイ

おお!

カスミ
カスミ

このように、新しく来てくれた人にはなじめるようにサポートしつつも、あるタイミングで雑用を頼んでみるのがとても有効であると考えられます

カスミ
カスミ

もちろんそれも通用しない人がいるのも事実です
その場合はそういうものだと思ってあきらめるしかないと思います

アオイ
アオイ

ううう;;

カスミ
カスミ

しかしそれでも、サポートをまったくしないで放置したり、ただひたすらにあまやかすよりかは全然いい方向に進むと思います

アオイ
アオイ

だね;;

カスミ
カスミ

私もルームを運営していて新しい方が来るとつい甘やかしたくなっちゃう気持ちもあります

アオイ
アオイ

実際けっこう甘やかしてるよね!!

カスミ
カスミ

う・・・しかし甘やかすばかりではお互いにプラスにならない
そのひとに1日でもはやくルームの一員であることを自覚してもらえるように心がけています
それでは次回の講義でお会いしましょう

つづく

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参考資料
  • 悩みが消える「勇気」の心理学 アドラー超入門 著者:永藤かおる, 岩井俊憲 ディスカヴァー・トゥエンティワン
  • 眠れなくなるほど面白い 図解 心理学の話 著者:渋谷昌三 日本文芸社

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