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カスミ
では、今回は『依存症』になるメカニズムを説明したいと思います。まずは予備知識として『報酬系』と呼ばれるものについて説明しますね。
シオン
具体的にどんな時にその『報酬系』が活性化されるのですか?
カスミ
はい、いまだに解明されていない部分もあるのですが、以下の時に『報酬系』が活性化されると言われています。
シオン
これって・・・
カスミ
これらは全て生物が生きていくために必要かつ、人が社会で生きていくために必要不可欠なものです。
つまり『報酬系』は人が生きていくうえで重要な脳内回路なのです。これが無くなると、人は無気力になり生きていけなくなります。
カスミ
そしてこの『ドーパミン』は、アルコール、ニコチン、薬物といったものを摂取しても分泌されます。これらは『依存物質』と呼びます。
シオン
そうなると『依存物質』も必要に思えてくるのですが?
カスミ
いいえ違います!『依存物質』によってこのような事が起こります。
シオン
ちょっと怖くなってきました・・・
カスミ
これが『依存症』のメカニズムです。長くなってしまったので図にまとめますね。
カスミ
図のように悪循環が起こるのが『依存症』の恐ろしい所です。
このように『依存物質』による依存は『物質依存』と呼ばれ、主に健康被害をもたらす危険性があります。
カスミ
さて、『ゲーム依存』について話を戻しましょうか。
シオン
はい。
カスミ
『ゲーム依存』は行為に対して依存するため『行為依存』と呼ばれています。『行為依存』もまた『物質依存』とは違った危険性が出てきますがメカニズムは同じです。
次回、ゲーム依存の危険性を詳しく説明したいとおもいます。
つづく
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