△1日1回!押して応援おねがいします!△
前回のつづきです。Pさんはなぜ「ドレアを変更して」と要求してきたのか。
「Pさんがゴシックフリルが嫌いで、それをOさんに着てほしくなかった。」ではないんですかね?
はい、しかしPさんがOさんの事が好きという前提がたちますと、状況が変わってきます。前回の『バランス理論』をおさらいすると、Pさんの取れる選択肢はこちら。
ここではじめて「Oさんにゴシックフリルをはかないようにしてもらう。」という選択肢をとったのですね!これなら納得です。
いいえ、私はこのとき「Pさんがゴシックフリルを嫌いになるのをやめる。」という選択肢を取ったと見ました。
えええ?!
少し複雑すぎてわかりにくくなってしまうかもなので、少しシンプルに話をもっていきましょうか。こんな時にいい考え方がこちら。
目的論
アドラー心理学における重要な概念のうちのひとつです。
Pさんは何の目的があったのか・・・
それは・・・?
Oさんに対する支配欲です。
支配?!
詳しくお話を聞かせていただきましたが、それらを説明するのに納得できたのがこの支配欲でした。
いったいどういうことなのですか?
はい、好きという感情がゆがんでしまうと支配欲になってしまいます。そして、人は本能的に以下の二つの相反する感情を持っています。
この本能をちゃんと理解しないと人間関係が拗れます。
好きな人って支配したくなっちゃうよね・・・?
そうです。好きという感情はときに支配欲へと変わることがあります。そこに注意しなければなりません。
結論はこうです。
びっくりだよ。
Pさんの好きという気持ちが、支配欲にかわってしまった・・・その気持ち、わかる方もそれなりにいるのではないでしょうか?
そうですかね?
好きな人が他の人と仲良く遊んでいる。止めたくなりませんか?
それは・・・
好きな人が自分の苦手なコンテンツでいっぱい遊んでる。自分の好きなコンテンツで一緒に遊びたいと思いませんか?
そうだね・・・
それらは支配欲からきます。相手に自分の言うことをきかせコントロールしようとする。そうすることで支配欲という欲望を満たすことができます。
好きな人からはもちろん好きになってもらいたいですよね。でも支配してこようとしてくる人を好きになることはありません。さきほど説明したとおり、人は支配されることを嫌います。
PさんやPさんのような境遇の方、また今好きな人がいる方。今一度真剣に考えてみてはいかがでしょうか?その好きという感情が支配欲にかわっていませんか?
・・・
・・・
それでは次回、支配欲をむけられた時の対策についてお話したいと思います。
つづく
△1日1回!押して応援おねがいします!△