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バラシュナは脳トレだと主張するカスミ。
いったいどういうこと?

バラシュナが脳トレって・・・カスミさん何を言っているの??

ちゃんと根拠はあります!
こちらに表示されてます「文字の色」を答えていただけますか?
赤 青 黄 緑 青 黄 青 赤

まぁ、簡単だね。


続いて同じように「文字の色」を答えていただけますか?
赤 青 黄 緑 青 黄 青 赤

ううう・・・ちょっと時間かかっちゃった・・・。
これ、脳トレでよく見るやつだね。

そうです。心理学用語でこのように呼ばれている現象を利用した問題です。
ストループ効果

この脳トレ問題って疲れますよね💦
目にする二つの情報が干渉しあう現象のことを言います。
心理学者のストループによって提唱されたことからこの名がつきました。
先ほどの問題のように「文字」と「色」の二つの情報があり、それぞれの異なる情報を持っていたとします。
そうすると脳内で情報が干渉しあい認知及び判断をするのに時間とエネルギーを要することになります。
ストループ効果を利用した問題はしばしば脳トレでよく使われますが、これによって脳の認知機能が改善されるといった科学的な根拠は今のところ存在していません。

とくに、普段私たちは文字を目にする機会が多いです。
そのため文字の方が先に脳内で処理しようとするため、色そのものを正確に認知するのが困難になってしまいます。


ここで、普段あまり使わない英単語に変えて試してみましょうか。
RED BLUE YELLOW GREEN BLUE YELLOW BLUE RED

ん~、日本語のときより少しは楽になったかな。
でもやっぱ難しいや・・・

そうですね、これは英単語にすることで脳内での文字の認識が遅れて色の情報と干渉しにくくなったため多少は楽になるわけです。
(※普段から英語を当たり前のように使っている人にとっては先ほどの日本語のように難しくなります)


では続いて、文字をフランス語にしてみましょうか。
ROUGE BLEW JAUNE VERT BLEW JAUNE BLEW ROUGE
※google翻訳を使用

めっちゃ簡単!!

そうです。フランス語にすることによって脳内では文字として認識しなくなり、脳内で情報の干渉がおこらなくなります。
そのため色をそのまま認識できるようになります。
(※フランス語がわかる人は脳内で干渉がおこってしまいます。)


それで、このストループ効果はバラシュナと何が関係しているの?

はい、デルメゼのような物理構成が好きな人は、感覚として敵の向いている方向でターゲット判断を行います。

確かにそうだね♪

そのため、向いている方向とターゲットが異なるとストループ効果が起こってしまい、判断に時間がかかってしまいます。

ふむふむ・・・じゃあもしかして、敵の向いている方向でターゲット判断することが習慣になっていなければ、そこまで気にすることがないってことなのかな?

そうですね、逆にターゲット判断が習慣化されているひとにとってはバラシュナのあの行動は判断も鈍るし、疲労も蓄積されていきます。

かといって、ターゲット判断はできたほうがいいしバランスが難しいね。

難しいけど、そうですね。


さて、このストループ効果ですが、その原理を理解することでバトルに応用できるかなと思っております。

ええ?!それってなになに??
つづく
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