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前回のつづきですね。私たちのストレスの誤解を解くために、ストレスとは何か?について説明していきましょうか。

アオイはストレスでもうだめだぁ~~

アオイさんしっかりしてください!
もともとは工学用語として使われていた専門用語で「圧力による物質のゆがみ」という意味で使われていました。これを人の心に応用したのが我々が一般的に使う「ストレス」です。
日常でおこる様々な刺激を「ストレッサー」と呼びます。そしてそれを「認知的評価」を行い対処不能と判断すると、ストレッサーによる心と体の様々な反応引き起こします。これを「ストレス反応」と呼びます。この一連のメカニズムを「ストレス」と呼びます。
ストレスが起きるメカニズム



アオイさんの身におきているのもまたストレス反応なのです。

やる気がでない~


カスミさん・・認知的評価のところだけ・・・気になるというか・・・
対処できるできないを感じるって、その人次第ではないのですか?

そうなんです!ここがとても重要なのです。

?!

人によってストレスに強いか弱いかは、ここの認知的評価の違いが大きいのです。
同じストレッサーであってもその人の捉え方によってストレス反応になったりならなかったりします。

日常生活における様々なストレッサーに対して脅威として捉える人はストレスに弱く、逆に自分を成長させるチャンスと捉える人はストレスに強いということになります。

つまり、ストレスをいい方向で認識できれば、健康面でもいい方向に持っていけるんですね。


残念ながらそんなに単純な物でもないのです。

えええ?!

それは、「ストレス」と「実害」がごっちゃになってる人が多いからです。
ここをしっかり切り分けないと、肉体的にも経済的にも社会的にもダメージを負うどころか、心にもダメージを負ってしまします。
ストレス:心のダメージ
実害:肉体的・経済的・社会的なダメージ
ストレスと実害は別、実害は最小限になるように行動した方がよい。
よく肉体的・経済的・社会的なダメージを気合で乗り切れや、強くなれと精神論で語る者もいるが、これはまったくもって的外れな考え方である。
これらの実害はやがてストレスになるが、このストレスは良くないストレスであるため早めの対処が必要。

「逃げちゃだめだ」なんて言葉もありますが、ストレスと実害の違いをしっかり見極め、実害からはしっかり逃げることも大事だと思います。


この見極めが大事なのですね。

はい、それができたうえで、更なるステップとしてストレスをプラスにできるテクニックが生きてきます。次回それについて説明したいと思います。
つづく
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