△１日１回！押して応援おねがいします！△
承認欲求は良いもの？悪いもの？
それに悩むシオン・・・そしてそれを確認するべくカスミのところへ・・・
ん～シオンさんの煎れる紅茶はいつもおいしいわ♪
あの・・・カスミさん、聞きたいことがあるのですが・・・
なにかしら？
承認欲求って良いものなのですか？それとも悪いものなのですか？
そうですね、良いとも言えますし悪いとも言えます。
えええ・・・
シオンさん、これを思い出していただけますか？
同じ言葉がまったく別の意味を持っていて、会話において誤解を生じてしまう現象。
詳しくはこちらの記事で♪
実はこの「承認欲求」という言葉には一般的に２つの異なる意味合いが含まれてしまっているのです。
なので、まずはその意味のすり合わせからしていきましょうか。
はい・・・
本来の承認欲求の意味はマズローの欲求5段階説のとおりモチベーションアップや成長において人にとって大切なものであると言えます。
ふむふむ・・・
その欲求のベクトルは、自分自身に向けられているのが大きな特徴です。
例としてはこんなところでしょうか？
プレイヤーイベントを開催した！
↓
みんな楽しんでくれたとおもう！
↓
またみんなに楽しんでもらえるようもっと楽しいプレイべを開催しよう！！
やっとの思いで強いボスを倒した！
↓
頑張って上手になったとおもう！
↓
もっと強くなるためにバトルがんばろう！！
このように、マズローの欲求5段階説での承認欲求は自分の成長とセットで満たされるものでした。
しかし2010年あたりからその「承認欲求」の意味合いが変わっていきました。
ブログやSNSが盛んになるにつれて、相手を揶揄する表現として承認欲求という言葉が使われ始めました。
確かにそのあたりから承認欲求って言葉がネットで出回りましたね。
そして極めつけはベストセラーとなった「嫌われる勇気」で承認欲求という言葉は悪い意味として広まっていきました。
そしてその欲求のベクトルは、他人に向けられているのが大きな特徴です。
例としてはこんなところでしょうか？
プレイヤーイベントで人がいっぱい来てくれた！
↓
人がいっぱい来てくれた！すごいでしょ？！これが私の影響力よ！！
強いボスを倒した！
↓
称号があるからね！これでもうバカにされないし、みんなに認めてもらえる！
こんなところでしょうか？
先ほどのマズローの欲求5段階説での承認欲求と大きく異なるのは、成長するという点がすっぽり抜けてしまっている点です。
たしかに
そして安易に欲求を満たせるので、やがては承認欲求に溺れてしまいます。
これはよくネット上で揶揄されている承認欲求モンスターともいえますね。
このように昔から使われているマズローの欲求5段階説における承認欲求と、現在使われている承認欲求は同じ言葉でもその性質はまったく異なります。
これだと、その意味合いによってはいいとも言えるし悪いとも言えてしまいますね。
そうですね、しかしその根底となる「人から認められたいという欲求」ここは共通しているんです。
なるほど。
なので、大切なのはその欲求との付き合い方だと思います。
次回それについて掘り下げてお話ししていきましょうか。
つづく
▽お帰りはこちらから♪▽
△１日１回！押して応援おねがいします！△
