遅刻を悪びれない人の心理

フレンドと心理学

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前回までのあらすじ

遅刻常習犯のアオイ・・・
自身が気づいていない致命的な欠点を抱えていると指摘するカスミ。それはいったい?

アオイ
アオイ

致命的な欠点??たかが遅刻程度で・・・?

シオン
シオン

たかが・・・

カスミ
カスミ

ここなんです、遅刻常習犯に多いのは遅刻をそもそも悪い事と思っていないんです。

シオン
シオン

えええ?!思いっきり迷惑かけているのにそれはないと思うのですが・・・

カスミ
カスミ

では、それを理解するためにも遅刻される側する側の立場に立って考えてみましょうか。

遅刻の考察

遅刻される側
例えば10分遅刻されたと考えます。
その10分はただ待っているだけだったり、場合によっては対応に追われたりと心労もたまっていきます。
そういった苦労をすることで、遅刻は良くないことだと身をもって理解することになります。

遅刻する側
例えば10分遅刻したと考えます。
しかし、遅刻したとしても自分が到着すればすぐに始まるため待ち時間は0となります。そのため、何故遅刻が悪いのかを身をもって知ることができません。ましてや遅刻常習犯ともなれば、待たされる側の苦労を理解する機会などないのです。

カスミ
カスミ

なので、遅刻する人は遅刻を悪いものと認識できていないと考えられます。

シオン
シオン

でも・・・遅刻って場合によっては信用を失いますし、さすがに悪いと思えないのはまずくないですか?

カスミ
カスミ

そうですね、おそらく遅刻というのはこれにあてはまりやすいのではないでしょうか。

欠落的欠点

カスミ
カスミ

欠点を欠点として認識していない、とてもまずい問題です。

欠落的欠点

他人は欠点だと思っているのに、自分は欠点だと思っていない欠点のこと。

・些細なミスをしてしまった。
・ちょっと遅刻をしてしまった。

この「些細な」や「ちょっと」が相手にとっては重大であったりすることもあり、そこを放っておいてしまうと人間関係がこじれてしまいます。

カスミ
カスミ

たかが遅刻程度でと思うかもしれませんが、相手からしたらそのせいで受ける苦労や心労は計り知れなかったと思います。

シオン
シオン

でも遅刻した本人にはこれがわからないのですね。

カスミ
カスミ

そうです。

カスミ
カスミ

そして何もしていないのに怒られたといった主張の裏にはこの欠落的欠点が潜んでいる可能性もあります。

シオン
シオン

たまにみかけますよね、なにもしていないのにって。

アオイ
アオイ

うう・・・なにもしていないのに・・・

カスミ
カスミ

しかし、その「何もしていないのに怒られた」というのは考え方によってはチャンスになりうるのです。

アオイ
アオイ

チャンス?!

つづく

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参考資料
  • 時間最短化、成果最大化の法則 著者:木下勝寿 ダイヤモンド社
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