毒にも薬にもなる「みんなが言っていた」

雑学と心理学

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前回までのあらすじ

人を褒めるときは主語を大きくすることでより喜ばせることができると話すカスミ。
それはいったい?

カスミ
カスミ

少し話が変わりますが、何かを主張するときに主語を大きくする人っているじゃないですか。

シオン
シオン

「みんなが言っていた」「みんなそう思っている」とかですね。

カスミ
カスミ

心理学の世界ではこのように呼ばれています。

過度の一般化

カスミ
カスミ

自分がそうだから、みんなもそうだ!!

過度の一般化

少ないサンプリングからすべての物事を判断してしまう認知バイアスのひとつです。

・職人でとある商材をちょっとやってみたら赤字になってしまい、その商材はもうからないと決めつける。
・野良PTで開幕ぐだったからこのPTは勝てないPTだと決めつける。
・挨拶が返ってこないチームだからこのチームはよくないチームだと決めつける。
等々

ときにそのサンプリングが自分にむけられたときが特に注意が必要です。
どうしても「自分の考え=一般論と」思いがちですが・・・はたしてほんとうでしょうか?そのように客観的に見える目も大事と言えます。

カスミ
カスミ

そしてこの主語を大きくする「過度の一般化」ですが第三者の意見を多数派にすることでさらにその主張の正当性を上げる目的のためにも使われます。

シオン
シオン

たしかに・・・みんなって言われると信じてしまいますよね・・・

カスミ
カスミ

はい。それだけ第三者の多数の意見というのは影響力が強いのです。

シオン
シオン

なるほどです・・・

カスミ
カスミ

このように主語を大きくする行為は毒にもなりますが、使い方によっては薬にもなります。

シオン
シオン

ええ?!

カスミ
カスミ

それが、相手を褒めるときなのです。

シオン
シオン

前回言っていましたね。

カスミ
カスミ

はい、第三者ひとりに褒められるよりも、第三者の多数に褒められた方がうれしいですからね。

シオン
シオン

たしかに!!

カスミ
カスミ

では例としてその褒め方を紹介しますね。


カスミ
カスミ

すごくおしゃれなドレア!!やっぱシオンさんのセンス大好きです♪

シオン
シオン

ありがとうございます♪
でもまだまだですよ・・・
(おだてて何か手伝わせようとしているのかな・・・?)

カスミ
カスミ

ほんとですって!アオイさんも前にそのセンスは羨ましいって褒めてましたから。

シオン
シオン

えええ!そんな・・・アオイさんが・・・うれしいです♪
(今いないアオイさんもそう言ってくれるなら本当かも?)

カスミ
カスミ

ほんとすごいです。たくさんの方からセンスが良いって言われてそうです♪

シオン
シオン

(そんな・・・もしかしたらみんなにそう思われてた?!うれしい///)


シオン
シオン

私こんなにちょろくないですって!

カスミ
カスミ

え?アオイさんも読者さんもちょろいって思ってますよ?

シオン
シオン

?!?!え?!うそ?!

カスミ
カスミ

このように褒めるときは第三者を巻き込んで主語を大きくすれば、より信憑性が高まると思います。

シオン
シオン

はい・・・💦

カスミ
カスミ

もちろんストレートな気持ちのこもった言葉であれば、相手に伝わると思います。

シオン
シオン

ですよね

カスミ
カスミ

でもそれが難しい、恥ずかしいと思ってなかなかできない方のためにちょっとしたテクニックとして紹介させていただきました。
よかったら使ってみてくださいね♪
それでは、次回の講義でお会いしましょう♪

おしまい

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