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前回のつづきですね。仮想現実世界と現実世界・・・この2つの人格とどう向き合ってくべきかについてです。
アオイにもそういうのあるの?
はい、あると思います。まずドラクエ10を始めた時点でそのドラクエ10で生きるための社会的な分人が作られると考えられます。さらにキャラクターごとに異なる分人が作られると考えられます。
えるこちゃんだと可愛かった人が、キャラ変えてイケディになったらかっこよくなるってたまに見ますけど、そんな感じですか?
はい、そうです。つくられたキャラクターとその分人としての人格は密接な関係があると思われます。
ということは性別も分人によって作られるってこと?
そうです。リアルの性別がどうであれ、男キャラなら男性として、女キャラなら女性として分人化されてもまったくおかしくないのです。
まえに「プロテウス効果」を説明しましたよね。
アバターの形成によって新たな人格が作られるというものでしたね。
はい、このように仮にリアルの性別が男性であったとします。
仮想現実世界で女の子になり女の子の分人としての人格が作られます。
かわいく振舞ったり男性に恋をしたとしてもまったくおかしくないことなのです。
それを否定する方をたまにお見受けしますが、それはその人たちからしたら人格否定されているのと同じことであると思っていただきたいです。
じゃあ仮想現実世界において、リアルに干渉することはダメな事なの?
いいえ、そうとも言い切れません。分人は相手との相互作用によって作られるものです。
前回のおさらいとして 分人が形成されるステップ3を思い出してみましょうか。
ここで相互作用によってリアルの関係に発展した分人が作られてはじめてリアルに干渉できると考えられます。この工程を飛ばしてリアルに干渉すれば人間関係がこじれます。
少しづつ距離を縮めるってこと?
いいえ、これは自然とできあがっていくものです。
そして「仮想現実での分人と現実世界での分人は完全に切り離している人もいる」ということも理解してください。
その場合、リアルに干渉することそのものがNGであることがほとんどです。
ただ、やはりどうしてそこまでしてリアルと切り離すのかが不思議で仕方ありません。
それはシンプルに「リアルではなれなかった分人」を大切にしたいからだと思います。
なるほどねー。こう見るとほんとうに仮想現実世界と現実世界での人格は別って考えないとだめみたいだね。
はい、私は今回このような方も多数いるのに、まだ周りの理解が追い付いていない状況に危機感を感じ当記事を書かせていただきました。
このような理由からリアルへの干渉を嫌がる人がいると理解していただけたら幸いです。
なかなか難しい概念ではありますが理解はできました。
結局はリアルへの干渉を嫌がる人がいて、思いやりをもって接しようってことだよね。
はい、その通りです。そのなぜそうなのかという理由として理解していただいたうえで思いやりをもった接し方をしていただけたらと思います。
うん!
そして、もしリアルの自分とゲームでの自分。どっちが本当の自分なのか悩んでいる方へ伝えたい事があります。
「どちらも本当のあなたです。どちらも大切にしてください。」
それでは、次回の講義でお会いしましょう♪
現実世界なくしてこの仮想現実世界では私たちは生きられない。
かといって現実世界の自分だけが「本当の自分」ではない。
えるこちゃん・・・その・・・悪かった・・・ごめん
?!
えるこちゃんが本当はどんな子なのか気になって・・・リアルに干渉してしまった・・・
仮想現実世界の自分もまた「本当の自分」である。
この仮想現実世界で出会った私たちはまぎれもなく「本当の自分」として互いに出会った。
わかったんだ・・・えるこちゃんはえるこちゃん。
目の前のえるこちゃんはまぎれもなく本当のえるこちゃんだったんだって。
うん・・・わかってくれて、ありがとう。
だからたとえ現実世界の繋がりがなかったとしても。
私たちの関係はちゃんと「ほんもの」である。
分人ねぇ~あんまよくわかんねーわwww俺はリアルも変わらんしなwww
そう?私はわかるわ?現実世界ではこんな服装で出歩けないし。
かわいい男の子を好きになることなんてないわ♪
そんな私を私自身もこの世界も受け入れてくれる。とても素敵なことだわ。
あはは!ちょっとわかったかもwwwそういや、俺、かーちゃんの前だと怖くて委縮してチョー真面目だわwwwそれと一緒だなwww
同じ時代に同じ仮想現実世界で出会ったことは奇跡ともいえる。
その大切な出会いを・・・いつまでも大切にしていきたい。
この仮想現実世界で生きる私もまた本当の私だったのね・・・私はアイドルのえることして生きて良かったのね。
いつまでもいつまでも。
この世界で出会ったみんなに伝えたい。
出会ってくれて、ありがとう♪
おしまい
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