適当にお任せします

雑学と心理学

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前回までのあらすじ

同じ言葉なのに意味合いが違ってしまうことで誤解が生じてしまうこともあるとのこと。
それはどういうこと??

カスミ
カスミ

さっそくですが、このお話をさせてください。

多義の誤謬

カスミ
カスミ

同じ言葉を同じ意味だと思いこんでやり取りすることでおこる誤謬です。
※誤謬:まちがい、あやまりのこと。

多義の誤謬

同じ言葉がまったく別の意味をもっていて、会話において誤解を生じてしまう現象をいいます。
例えば、「エンドボス」という言葉です。

Aさんがこのように言っていたとします。
「私はエンドボスには行きません。」

ある日、Aさんが咎人の8人同盟に行っていました。
Bさんは不思議に思いました。
エンドボスに行かないと言っていたAさんが何故咎人にいっているのか?

ここで、Aさんの「エンドボス」の意味合いはこのようになっています。
「エンドボスとは難しいボスである。」
「8人同盟は難しくないのでエンドボスではない。」

それに対してBさんの「エンドボス」の意味合いはこうなっています。
「咎人のボスはエンドボスである。」

このように「エンドボス」の意味合いが大きく変わり、ときに誤解を生じてしまうことがあります。

カスミ
カスミ

これを防ぐためには、やはりお互いに確認をしたほうが良いかなと思います。

シオン
シオン

で・・・アオイさんはいつ借金を返してくれるのですか?

アオイ
アオイ

えぐ・・・いまお金ないの・・・

シオン
シオン

仕方ないですね・・・今度イベントやるのでハウジングをしてもらえますか?
それで借金をチャラにしましょう。

アオイ
アオイ

いいの?!アオイはハウジング得意だからまかせて!

シオン
シオン

こんな感じに自然豊かな感じでお願いしますね。

アオイ
アオイ

うん!ここってやっぱ入り口のインパクトが大事だよね!どんな感じにする?

シオン
シオン

ん~そこは適当にお任せしますね。

アオイ
アオイ

はーい!

そして・・・

アオイ
アオイ

よし・・・あとは入り口だけか~

ツバキ
ツバキ

アオイちゃーん、デルメゼいこ~

アオイ
アオイ

うん!いくいく~!

ツバキ
ツバキ

あれ?作業中?

アオイ
アオイ

あ、でもすぐ終わらすよ!適当でいいみたいだし!!

シオン
シオン

アオイさんから連絡ありました。
ハウジング完成したみたいです。

カスミ
カスミ

おお~ 私も見に行きたいです。

シオン
シオン

是非是非!!

シオン
シオン

これって・・・

カスミ
カスミ

・・・

シオン
シオン

適当すぎるでしょ!!💢

おしまい

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ADVANCE!!

カスミ
カスミ

多義の誤謬でとくにおきやすいのは「適当」という言葉ですね。

「適当」という言葉

「適当」という言葉には、「ちょうどいいかんじに」と「雑にと」といった相反する意味合いが含まれています。

ここでいい感じにしてほしいから「適当にお願いします」と言ったつもりが相手には「雑でいいよ」と勘違いされてしまうことがあります。

こうなってしまうとトラブルの元となります。
これを防ぐためにもお互いに確認をしながら話しを進めたほうが良いと思われます。

カスミ
カスミ

適当」という言葉は慎重に使いたいものですね。

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参考資料
  • 情報を正しく選択するための認知バイアス事典 著者:高橋昌一郎 情報文化研究所
  • 新訳 かがみの国のアリス 著者:ルイス・キャロル 訳者:河合祥一郎 角川つばさ文庫
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